2018-01-01から1年間の記事一覧
1.そろそろクリスマス、”冬のカブトムシ”も天国へ (2匹目オス(茶):約70mm、蛹化6/27、羽化7/11、後食7/18、死亡12/5) 10月中旬以降ベランダから屋内へ引っ越した2匹目オス(茶)の寿命がとうとう尽きた(12/5)。最期は体中がバナナまみれであった…
(12/2撮影、今日(12/2)で羽化後144日目を迎えた2匹目オス(茶)) 2匹目オス(茶)「温暖化が心配です。吐く息を止めなくても大丈夫ですか?」 飼い主「大丈夫です。念のため、専門家に聞いてみよう」 国立環境研究所「私たちが呼吸によって吐き出すCO2…
(近所の公園。サザンカの名所だが、11月は雨上がりの紅葉と落葉が目を引く) 1.札幌初雪、1877年(明治10年)の観測開始以来、最も遅い記録に並ぶ 今週(11月20日)、ようやく札幌で初雪が観測されたという。「1890年(明治23年)の記録と並ぶ最も遅い初…
(11/7撮影:立冬の東京の最高気温は20.0℃。カブトムシもベランダで日光浴) 1.”夏の虫たち”を代表するセミ、立冬(11月7日)に現れる wikipedia(フリー百科事典)によると、「立冬」(11月7日)とは「秋が極まり冬の気配が立ち始める日」である。東京(…
(10月上旬の近所の公園。10/7は真夏日(最高32.3℃、最低23.9℃)。緑が濃い) ⇩ (10月末の近所の公園 10/31の気温(最高19.9℃、最低11.9℃)。やや紅葉) 前回「カブトムシと地球温暖化②」で述べたように、「気象庁の地球温暖化予測情報」の通りならば、今世…
(曇りの日なら、魚の警戒心が薄れるので、日中でも釣りを楽しむことが出来る) 1.今世紀末までに、「名古屋・大阪・福岡の気温」も、「東京の気温」と同様に南西諸島の「屋久島の平年気温」に置き変わる 前回「カブトムシと地球温暖化①」で述べたように、…
(”川の駅”の”あずまや”。水陸両用バス「SKY Duck」は前方の川の上を走る) 9/23ブログ「カブトムシの大きさの秘密④」では、「世界のカブトムシ」の「温度管理の違い」や「大きさの違い」を、「中南米のヘラクレスオオカブト属」「東南アジアのアトラスオオ…
(ベランダから室内へ引越した2匹目オス(茶)約70mm 羽化後97日目) 1.土壌昆虫の「季節的垂直移動」 カブトムシの幼虫をベランダ等で屋外飼育している家庭も多い。その際、注意してほしいのはマットの深さである。10月下旬以降は30~40cmは必要であ…
(1匹目オス(赤):約50mm、蛹化6/20、羽化7/6、後食7/14、死亡10/9) 前回(10/6)、「カブトムシは日々の温度変化ではなく、より正確な日々の日長(光周期)の変化を手掛かりに、これから訪れる季節(樹液が枯れ、寿命が尽きるタイミング)を推し量る。…
(近所の図書館で見つけた「樹液」の本。非常に貴重な本だと思います) 1.「秋分」と「光周期」 (1)自然は、「秋分」(9/23)に照準を合わせ、真夏(8月)の「日平均気温」を正確に「年平均気温」に戻そうとする。 よく「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ…
(毎年、秋分の頃の気温は年平均気温に近づく。釣りシーズン到来だ) 1.「昆虫の高温障害」 (1)「世界の大型のカブトムシ」は「高地性種」 「カブトムシの大きさの秘密④」で述べたように、「世界のカブトムシ」の中でも「世界最大」「アジア最大」と呼…
(昼夜の長さが等しくなる秋分から釣りシーズン。9/9に近所の川を事前調査) 1.「カブトムシの大きさの秘密①~③」で述べたように、「温度ーサイズ則」(temperature-size rule)は特に「変温動物」である魚類や昆虫類に当てはまる (1)「変温動物」で…
前回、次のように書いた。 「昨日は敬老の日だったので、週末から実家へ行ったのだが、あれから実家の庭先にはカブトムシは現れなかったという。代わりに、毛並みの美しい三毛猫ボブテイルが実家の庭先に現れたという」 実は、実家で一番の「虫嫌い、猫嫌い…
【お盆休み番外編①②】で次のように書いた。 「実家では、毎年お盆を迎える晩夏の頃から、ようやく夏の風物詩、カブトムシがやってくる」「今年も8月13日に実測75ミリの大きなカブトムシがやってきた。東京都心の知人宅にもらわれていった」 (実家近く…
カブトムシ1匹目オスが、今日で羽化後70日目を迎えたが、前回、「1匹目のオスの食が細くなった」と書いたように、そろそろ本当に寿命が近づいたようだ。今週は日中マットに全く潜らなくなり、今朝は木にしがみつく力も弱くなった。9月10日(月)を境…
前回、以下のように述べた。 「有効積算温度の法則」及び「温度ーサイズ則」によれば、カブトムシの幼虫が「発育速度」を変えて「大型化・小型化」する仕組みは、以下のように説明できる。 (1)外気温が「発育有効温度帯」の上限(最高発育限界温度)に近…
前回、以下のように述べた。 (1)「カブトムシの初夏(6月上旬頃)の小型化」は「幼虫の発育速度が速いこと」が原因であり、「カブトムシの晩夏(8月上旬頃)の大型化」は「幼虫の発育速度が遅いこと」が原因である。(2)したがって、これを飼育ケース…
例年、夏休みも終わる頃になると「飼育していたカブトムシが卵を産んだので、幼虫を育てたい」という相談が相次ぐ。但し、どの家庭も一度はカブトムシの幼虫飼育の経験があるので、その内容は昔と違って専門的だ。「出来るだけ赤いカブトムシに育てたい」と…
例年「子供が夏休みに入った頃に、購入したカブトムシや採集したカブトムシがすぐ死んでしまった」という話をよく聞く。前々回「カブトムシの寿命が尽きる時期」で述べたように、カブトムシの成虫の寿命は平均1.5カ月(1~3ヶ月)と短く、先日寿命が尽き…
1.カブトムシは、クワガタと比べ、圧倒的に寿命が短い 前回、「カブトムシの寿命が尽きる時期」について述べたように、カブトムシの成虫の寿命は平均1.5カ月(1~3ヶ月)と短く、生存期間はほぼ夏季に限定される(初夏、仲夏、晩夏)。一方、クワガタの…
1.カブトムシの寿命が尽きる時期 【お盆休み番外編】で「小さなカブトムシほど初夏に出現し、大きなカブトムシほど晩夏に出現する傾向がある」と述べた。それでは、カブトムシの大きさの違いによって「カブトムシの寿命が尽きる時期」に違いがあるのだろう…
前回述べた「実家の庭先に飛び込んで来た大きなカブトムシ(実測75ミリ)」は、お盆明け早々に、東京都心の知人宅へもらわれたようだ。当初、実家では近所の子供たちにあげようと思っていたが、近所の子供たちはお盆の最中にもっと大きなカブトムシを捕獲…
1.実家ではお盆を迎える頃から「夏の風物詩、カブトムシ」がやってくる 今年もお盆は実家へ墓参り。カブトムシの事は忘れて・・と思いきや、実家の玄関を開けるなり、目に飛び込んで来たのは小さな飼育ケース。中には、昼間から昆虫ゼリーに食いつく大きな…
前回、「去年の夏に樹液を出していた木が、翌年も樹液を出すとは限らない。カブトムシやクワガタの餌場(樹液を出す木)は、毎年、刻々と変化するものなのだ。やはり、カブトムシやクワガタを採集するには、毎年、餌場(樹液を出す木)を事前に調査すること…
「去年の夏に樹液を出していたクヌギ等の木を、翌年の夏に見に行ったら、樹液が全く出ていなかった」という事がよくある。それは、何故だろうか? 1.去年の夏に樹液を出していた木が、翌年は樹液を出さなくなる理由 (1)まず、「樹木に穴を開ける害虫(…
前回、「整備された公園ほど樹液を出す木が少ない。それは、”樹木に穴を開ける害虫(カミキリムシやススメバチ)”を頻繁に満遍なく駆除してしまうため」と述べた。それでは、カミキリムシやススメバチの駆除を行っていない場所なら、例えば、里山や雑木林や…
猫たちのために久しぶりにカブトムシを飼育して、ふと疑問に思ったことがある。 整備された都市部の公園(総合公園や緑地公園)ほど、カブトムシやクワガタが居ないのは何故だろうか?(以下、「公園」とは、小さな児童公園ではなく、樹木が生い茂った総合公…
昨日から今朝にかけて、台風13号が関東に接近した。昨夜は、ベランダのカブトムシに餌をあげてすぐベランダの雨戸(シャッター)も閉めてしまった。少し心配だったが、今朝、飼育ケースの様子を見ると、普段通りに見えたが・・、羽化不全のメスの左足2本に…
「猫はカブトムシを襲ってしまうのでは?」この疑問に対し、これまで「人類と猫の歴史的視点」と「猫のDNA調査に基づく科学的視点」の両面から、考察してきた。今回はさらに、コンピュータの最先端技術であるAI「人工知能」の視点から考察してみよう。 1.…
1.夏の風物詩と言えばカブトムシ 先日、隣町のホームセンターへ立ち寄ったら、カブトムシの成虫販売コーナが盛況だった。カブトムシのシーズンはまだ続きそうだ。 猫は、朝夕の薄明りの時間帯が、最も活発になる。早朝、猫たちに食事を与えたついでに、ベ…