カブトムシの幼虫、さなぎの育て方2018年

虫好きな猫たちのために、ベランダでカブトムシの幼虫を育てる悪戦苦闘の物語

台風一過のカブトムシの様子(3匹のオスは元気だが、羽化不全のメスの左足2本に「鍵爪の欠損」が見つかった。「鍵爪の欠損」は寿命が近づいていることを意味する。やはり羽化不全の個体は寿命が短いようだ)

昨日から今朝にかけて、台風13号が関東に接近した。昨夜は、ベランダのカブトムシに餌をあげてすぐベランダの雨戸(シャッター)も閉めてしまった。少し心配だったが、今朝、飼育ケースの様子を見ると、普段通りに見えたが・・、羽化不全のメスの左足2本に「鍵爪の欠損」が見つかった。「鍵爪の欠損」は寿命が近づいていることを意味する。まだ羽化してから一カ月だ。やはり羽化不全の個体は寿命が短いようだ。

1.今朝の飼育ケースの様子

1匹目オス:サイズ(小)、色(赤)、蛹化6/20、羽化7/6、後食7/14
2匹目オス:サイズ(中)、色(茶)、蛹化6/27、羽化7/11、後食7/18
3匹目オス:サイズ(大)、色(黒)、蛹化6/30、羽化7/12、後食7/20
4匹目メス:サイズ(小)、色(茶)、蛹化6/27、羽化7/12(羽化不全)、後食7/21

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(メスはマットに潜っていないので、体調が良くないようだ。ここ数日、メスは左足を引きずって転倒しやすくなっていた。そのため、転倒防止材をメスの飼育ケースに集中させている)

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(3匹のオスは、朝からマットの底で寝ている。健康な証拠だ)

2.猫とカブトムシ

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(毎朝猫たちは、掃除の邪魔にならないよう少し離れてカブトムシを観察する)

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(しかし、今朝は、カブトムシに近づいてきた。様子が変だ)

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(猫の目線の先。左側の2本の足に「鍵爪の欠損」が見つかった)

 3.今朝のカブトムシの健康診断

「しがみつく力」が弱いと、寿命が近づいていることを意味する。白いものにしがみつかせると、鍵爪の状態もよくわかる。

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(オスは鍵爪が揃っているので、上手くしがみつくことが出来る)

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(メスは「鍵爪の欠損」があるため、上手くしがみつくことが出来ない)

4.3日に一度はカブトムシの定期運動の日(カブトムシの集合日)
自然界のカブトムシは夜間、雑木林の中を飛び回ったり、木をよじ登ったりしている。そこで、3日に一度はカブトムシに定期運動をさせている(但し、羽化不全のメスは飛べないので除く)。しかし、今朝はまだ台風が通過していない。そこで、簡単に。

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(カブトムシを集合させると、すぐにケンカを始めるオスのカブトムシ)

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(室内では飛ばないカブトムシが、何故か、ベランダでは次々と勝手に飛んで行く。ベランダには猫の転落防止ネットがあるので、カブトムシはベランダの外には出られない)

5.飼育ケースの掃除

食べ残しの昆虫ゼリーを廃棄して、飼育ケースの内側をティッシュで拭き取り、飼育ケースの蓋と餌皿と転倒防止材は水で丸洗い。水洗いの時間は約5分。この間、ベランダは猫たちとカブトムシ4匹だけになるが、今まで一度も猫たちがカブトムシに悪戯をしたことは無い。

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(日中マットに潜るオスの飼育ケースには、夜になってから餌をセットする)

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(寿命が近づいているメスの飼育ケースには、朝から餌をセットする)