カブトムシの幼虫、さなぎの育て方2018年

虫好きな猫たちのために、ベランダでカブトムシの幼虫を育てる悪戦苦闘の物語

photo(公園)

カブトムシと地球温暖化⑥「夏の昆虫たちの最後の砦(とりで)”雑木林の地温”の限界」(”初冬のカブトムシ”「温暖化が心配です。吐く息を止めなくても大丈夫ですか?」。飼い主「大丈夫です。念のため、専門家に聞いてみよう」。国立環境研究所「私たちが呼吸によって吐き出すCO2はもともと大気中に存在したものなのです。ですから、いくら呼吸をしても大気中のCO2を増やしも減らしもしません」。”初冬のカブトムシ”「安心しました。あとはあの記事を書いてくれたら、心置き無く天国へ行けます」。飼い主「??」)

(12/2撮影、今日(12/2)で羽化後144日目を迎えた2匹目オス(茶)) 2匹目オス(茶)「温暖化が心配です。吐く息を止めなくても大丈夫ですか?」 飼い主「大丈夫です。念のため、専門家に聞いてみよう」 国立環境研究所「私たちが呼吸によって吐き出すCO2…

カブトムシと地球温暖化⑤「気象庁”歴代全国ランキング”(年間最高気温)に南西諸島に位置する那覇や屋久島が挙がらない理由」(那覇や屋久島は、東京・名古屋・大阪・福岡に比べ、緯度が低いため「平均気温」は高いが、海に囲まれているため「気温変動幅」(最低気温~最高気温)は小さくなる。那覇や屋久島では観測開始以来「36℃以上の気温」は観測されていない。そのため”那覇や屋久島の昆虫たち”は「猛暑によるカブトムシ3000匹衰弱死」の気温境界線(37.1℃)を経験したことが無い)

(近所の公園。サザンカの名所だが、11月は雨上がりの紅葉と落葉が目を引く) 1.札幌初雪、1877年(明治10年)の観測開始以来、最も遅い記録に並ぶ 今週(11月20日)、ようやく札幌で初雪が観測されたという。「1890年(明治23年)の記録と並ぶ最も遅い初…

カブトムシと地球温暖化④「”猛暑によるカブトムシ3000匹衰弱死”が教える”木陰効果”の限界」(これまで「夏の昆虫」たちは、雑木林の木陰によって「猛暑による高温」から守られてきた(木陰効果-2.1℃)。そのため、例年は35℃を超える猛暑日であっても、林内気温が「昆虫の致死温度(35℃)」を超えることはほとんど無かった。今年7月、世界各地で記録的な猛暑が広がった。「猛暑の高温域の中心(例年35℃台)」が初めて37℃台にシフトし、雑木林の”木陰効果”は徐々に効力を失った)

(11/7撮影:立冬の東京の最高気温は20.0℃。カブトムシもベランダで日光浴) 1.”夏の虫たち”を代表するセミ、立冬(11月7日)に現れる wikipedia(フリー百科事典)によると、「立冬」(11月7日)とは「秋が極まり冬の気配が立ち始める日」である。東京(…

カブトムシと地球温暖化③「昆虫の高温障害の仕組みと温度域と症状」(外気温が「発育有効温度帯」の上限に近づくほど昆虫の「発育・反応速度」は速くなる。しかし、外気温が「高温障害温度域」に突入すると、高温によるストレスにより昆虫の「発育・反応速度」は逆に遅くなる(生理的障害・産卵不能障害)。更に外気温が「発育有効温度帯」の上限を突破すると昆虫は発育・活動を停止し死に至る(致死・即死))

(10月上旬の近所の公園。10/7は真夏日(最高32.3℃、最低23.9℃)。緑が濃い) ⇩ (10月末の近所の公園 10/31の気温(最高19.9℃、最低11.9℃)。やや紅葉) 前回「カブトムシと地球温暖化②」で述べたように、「気象庁の地球温暖化予測情報」の通りならば、今世…

”秋のカブトムシ”散る(気象庁「10月最高気温の記録更新、季節外れ猛暑、新潟で36度。東京の10月真夏日2日は1875年観測開始以来140年余りで今年で4回目(1915年、2013年、2016年、2018年)」9月中旬以降バナナで延命し”10月の真夏日”を2度乗り越えたベランダ飼育のカブト達。そのうち1匹目オス(赤)の寿命がとうとう尽きた。羽化後95日目だった(10/9)。最期は外傷もなく美しい姿であった)

(1匹目オス(赤):約50mm、蛹化6/20、羽化7/6、後食7/14、死亡10/9) 前回(10/6)、「カブトムシは日々の温度変化ではなく、より正確な日々の日長(光周期)の変化を手掛かりに、これから訪れる季節(樹液が枯れ、寿命が尽きるタイミング)を推し量る。…