カブトムシの幼虫、さなぎの育て方2018年

虫好きな猫たちのために、ベランダでカブトムシの幼虫を育てる悪戦苦闘の物語

カブトムシの餌場

【お盆休み番外編②】毎年お盆を迎える晩夏の頃から、実家の庭先に現れる大きなカブトムシの話(「広大な雑木林には居なかったカブトムシが、小さな雑木林で生息を始めた理由」)

前回述べた「実家の庭先に飛び込んで来た大きなカブトムシ(実測75ミリ)」は、お盆明け早々に、東京都心の知人宅へもらわれたようだ。当初、実家では近所の子供たちにあげようと思っていたが、近所の子供たちはお盆の最中にもっと大きなカブトムシを捕獲…

カブトムシの餌場の秘密④(釣り名人は、カブトムシやクワガタの採集名人でもある理由「魚釣りも昆虫採集も、餌場調査が勝敗を分ける。何事もムリ・ムダ・ムラを省くのが名人の鉄則」

前回、「去年の夏に樹液を出していた木が、翌年も樹液を出すとは限らない。カブトムシやクワガタの餌場(樹液を出す木)は、毎年、刻々と変化するものなのだ。やはり、カブトムシやクワガタを採集するには、毎年、餌場(樹液を出す木)を事前に調査すること…

カブトムシの餌場の秘密③(去年の夏に樹液を出していた木が、翌年は樹液を出さなくなる理由「ボクトウガ等の幼虫が樹木の穴に入り込まない限り、新しい樹皮が生成され樹木の穴が塞がれる」

「去年の夏に樹液を出していたクヌギ等の木を、翌年の夏に見に行ったら、樹液が全く出ていなかった」という事がよくある。それは、何故だろうか? 1.去年の夏に樹液を出していた木が、翌年は樹液を出さなくなる理由 (1)まず、「樹木に穴を開ける害虫(…

カブトムシの餌場の秘密②(「樹液を出す木」は樹木に覆われた薄暗い森より、開けた高台や川辺に多い理由「樹液の甘い糖分は光合成により作られる」)

前回、「整備された公園ほど樹液を出す木が少ない。それは、”樹木に穴を開ける害虫(カミキリムシやススメバチ)”を頻繁に満遍なく駆除してしまうため」と述べた。それでは、カミキリムシやススメバチの駆除を行っていない場所なら、例えば、里山や雑木林や…

カブトムシの餌場の秘密①(整備された都市部の公園ほどカブトムシが居ない理由「”樹木に穴を開ける害虫”が満遍なく駆除されるため”樹液を出す木”が無い。樹木を守りつつ、カブトムシが生息できる公園を作るなら、人工的に餌場を作るしかない」)

猫たちのために久しぶりにカブトムシを飼育して、ふと疑問に思ったことがある。 整備された都市部の公園(総合公園や緑地公園)ほど、カブトムシやクワガタが居ないのは何故だろうか?(以下、「公園」とは、小さな児童公園ではなく、樹木が生い茂った総合公…