カブトムシの幼虫の発育
(12/2撮影、今日(12/2)で羽化後144日目を迎えた2匹目オス(茶)) 2匹目オス(茶)「温暖化が心配です。吐く息を止めなくても大丈夫ですか?」 飼い主「大丈夫です。念のため、専門家に聞いてみよう」 国立環境研究所「私たちが呼吸によって吐き出すCO2…
(10月上旬の近所の公園。10/7は真夏日(最高32.3℃、最低23.9℃)。緑が濃い) ⇩ (10月末の近所の公園 10/31の気温(最高19.9℃、最低11.9℃)。やや紅葉) 前回「カブトムシと地球温暖化②」で述べたように、「気象庁の地球温暖化予測情報」の通りならば、今世…
(ベランダから室内へ引越した2匹目オス(茶)約70mm 羽化後97日目) 1.土壌昆虫の「季節的垂直移動」 カブトムシの幼虫をベランダ等で屋外飼育している家庭も多い。その際、注意してほしいのはマットの深さである。10月下旬以降は30~40cmは必要であ…
(毎年、秋分の頃の気温は年平均気温に近づく。釣りシーズン到来だ) 1.「昆虫の高温障害」 (1)「世界の大型のカブトムシ」は「高地性種」 「カブトムシの大きさの秘密④」で述べたように、「世界のカブトムシ」の中でも「世界最大」「アジア最大」と呼…
(昼夜の長さが等しくなる秋分から釣りシーズン。9/9に近所の川を事前調査) 1.「カブトムシの大きさの秘密①~③」で述べたように、「温度ーサイズ則」(temperature-size rule)は特に「変温動物」である魚類や昆虫類に当てはまる (1)「変温動物」で…
前回、以下のように述べた。 「有効積算温度の法則」及び「温度ーサイズ則」によれば、カブトムシの幼虫が「発育速度」を変えて「大型化・小型化」する仕組みは、以下のように説明できる。 (1)外気温が「発育有効温度帯」の上限(最高発育限界温度)に近…
前回、以下のように述べた。 (1)「カブトムシの初夏(6月上旬頃)の小型化」は「幼虫の発育速度が速いこと」が原因であり、「カブトムシの晩夏(8月上旬頃)の大型化」は「幼虫の発育速度が遅いこと」が原因である。(2)したがって、これを飼育ケース…
例年、夏休みも終わる頃になると「飼育していたカブトムシが卵を産んだので、幼虫を育てたい」という相談が相次ぐ。但し、どの家庭も一度はカブトムシの幼虫飼育の経験があるので、その内容は昔と違って専門的だ。「出来るだけ赤いカブトムシに育てたい」と…
1.実家ではお盆を迎える頃から「夏の風物詩、カブトムシ」がやってくる 今年もお盆は実家へ墓参り。カブトムシの事は忘れて・・と思いきや、実家の玄関を開けるなり、目に飛び込んで来たのは小さな飼育ケース。中には、昼間から昆虫ゼリーに食いつく大きな…