カブトムシの幼虫、さなぎの育て方2018年

虫好きな猫たちのために、ベランダでカブトムシの幼虫を育てる悪戦苦闘の物語

カブトムシの色の秘密③(カブトムシの色(赤色・茶色・黒色)は、サナギの色(白色・黄色・茶色)から推測出来る)

カブトムシの色(赤色・茶色・黒色)は、サナギの色(白色・黄色・茶色)から推測出来ないだろうか?

以下の写真は、4匹のカブトムシの「蛹化当日のサナギの色(白色・黄色・茶色)」と「成虫の色(赤色・茶色・黒色)」の比較写真である。

1.「蛹化当日のサナギの色素」と「成虫の色素」の関係

(1)1匹目オスの「白色のサナギ」が「赤色の成虫」になった。
(2)2匹目オスの「黄色のサナギ」が「茶色の成虫」になった。
(3)3匹目オスの「茶色のサナギ」が「黒色の成虫」になった。
(4)4匹目メスの「白色のサナギ」が「茶色の成虫」になった。

以上から、「蛹化当日のサナギの色(白色・黄色・茶色)」が薄いほど、「成虫の色(赤色・茶色・黒色)」も薄い関係にあることがわかる。

2.カブトムシの色(赤色・茶色・黒色)は、サナギの色(白色・黄色・茶色)から推測出来る。

「白色のサナギ」は1匹目オスと4匹目メスだけだったが、成虫の色は1匹目オスが「赤色」、4匹目メスが「茶色」であった。メスの「赤カブト」はオスの「赤カブト」に比べ鮮明な「赤色」が出ないため「茶色」に近い。

そこで、4匹目メスの成虫の色が実は「赤色」だったとすると、

(1)「白色のサナギ」が「赤色の成虫」になった(1匹目オス、4匹目メス)。
(2)「黄色のサナギ」が「茶色の成虫」になった(2匹目オス)。
(3)「茶色のサナギ」が「黒色の成虫」になった(3匹目オス)。

以上から、カブトムシの色(赤色・茶色・黒色)は、サナギの色(白色・黄色・茶色)から推測出来る。 

(1)1匹目オス:サイズ(小)、

サナギの色(白色)、蛹化6/20

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成虫の色(赤色)、羽化7/6        ⇩

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 (2)2匹目オス:サイズ(中)

サナギの色(黄色)、蛹化6/27

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成虫の色(茶色)、羽化7/11        ⇩

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 (3)3匹目オス:サイズ(大)

サナギの色(茶色)、蛹化6/30

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成虫の色(黒色)、羽化7/12       ⇩

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 (4)4匹目メス:サイズ(小)

サナギの色(白色)、蛹化6/27

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成虫の色(茶色)、羽化7/12       ⇩

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メスの「赤カブト」はオスの「赤カブト」に比べ鮮明な「赤色」が出ないため「茶色」に近い