カブトムシの幼虫、さなぎの育て方2018年

虫好きな猫たちのために、ベランダでカブトムシの幼虫を育てる悪戦苦闘の物語

エサ皿改善の必要性(エサ皿がマットに沈んでしまった場合の問題点と対策)

 1.現状(エサ皿がマットに沈んでしまう)

(1)1匹目が羽化した際、エサ皿は、購入した昆虫ゼリーに付属品として付いていたプラスティック製のエサ皿1つを使っていた。

f:id:chart15304560:20180727221937j:plain

(2)しかし、このエサ皿は、朝になると、マットに沈んでいることが多かった。

f:id:chart15304560:20180727220140j:plain

 (3)後日、他の3匹が羽化した際は、エサ皿は無くてもよいかと思ったが、この昆虫ゼリーは液だれする。液だれの受け皿としてプリンカップをカットして使った。

f:id:chart15304560:20180727220325j:plain

(4)しかし、これも見事にマットに沈められてしまった。

f:id:chart15304560:20180727232524j:plain

2.エサ皿がマットに沈んでしまった場合の問題点

エサ皿がマットに沈んでしまうと、カブトムシは、飼育ケース内にエサが無いと思ってしまい、エサを求めて飼育ケースの外へ出ようとする。その結果、多くの弊害を招く。
(1)夜間、カブトムシは十分な餌を食べられない。
(2)夜間、飼育ケースの外へ出ようとするので、脱走や騒音のリスクが増大する。
(3)朝方、エサとマットが混ざるので、エサとマットに廃棄ロスが発生し、余計な廃棄作業が必要となる。

3.対策

そこで、マットに沈まないエサ皿が必要になる。

(1)エサ皿の条件1(ある程度重さのあるエサ皿)

カブトムシがエサ皿やマットを蹴飛ばしても、エサ皿が傾いたり、エサ皿がマットに沈んだりしないように、ある程度重さのある事が必要。

(2)エサ皿の条件2(昆虫ゼリーの形状に合ったエサ皿)

現在使用している昆虫ゼリーは、カブトムシのオスが食べやすい平型ゼリーなので、平型ゼリー用のエサ皿が必要。

この条件1・2に合うエサ皿は、近所のペットショップには置いてなかった(アマゾンで探しても無かった)。最近、ようやく隣町のホームセンターで見つけたのが、「木製のエサ皿」だ。

f:id:chart15304560:20180727220342j:plain

このエサ皿には、現在使用している昆虫ゼリーと同じ昆虫ゼリーが付属で付いていた。同じメーカだったようだ。木の材質が不明だったが、同じメーカなら大丈夫だろう。不思議なことに「1個入り」と「2個入り」が同じ値段だった(どちらも298円)。今回は、飼育ケース4つ分必要なので、迷わず、「2個入り」を2袋購入した。

f:id:chart15304560:20180727220358j:plain

 さっそくセットしてみた。ミニ飼育ケースには少し大きいかもしれない。

f:id:chart15304560:20180727220419j:plain

2時間後、観察してみると、不思議なことがあった。4匹全てが、昆虫ゼリー本体ではなく、木に染みた「昆虫ゼリーの液だれ」を舐めていた。もしかしたら、カブトムシは、「昆虫ゼリーの液だれ」ではなく「木製のエサ皿」が気に入ったのかもしれない。

f:id:chart15304560:20180727220441j:plain

(1匹目オス、「木製のエサ皿」に染みた「昆虫ゼリーの液だれ」を舐める)

f:id:chart15304560:20180727220515j:plain

(2匹目オス、「木製のエサ皿」に染みた「昆虫ゼリーの液だれ」を舐める)

f:id:chart15304560:20180727220532j:plain

(3匹目オス、「木製のエサ皿」に染みた「昆虫ゼリーの液だれ」を舐める)

f:id:chart15304560:20180727220552j:plain

(4匹目メス、「木製のエサ皿」に染みた「昆虫ゼリーの液だれ」を舐める)